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知花 實
横田屋窯
YUKUTAYA-GAMA
沖縄の読谷村にある横田屋窯(ゆくたやがま)は 知花實さんご夫妻で営まれています。
昔ながらの伝統を継承し、登り窯にて焼成しています。
白樺のボトルクーラー
白樺のボトルクーラー
素朴で優しく、力強くて大胆な横田屋窯のやちむん

森だった地を切り開き、6年かけご自身で作り上げた工房、登り窯そして住まい。
その登り窯では年に1〜2回だけ窯たきを行い伝統を引き継いだものづくりをされています。
我々が伺ったのが2021年10月。
運良く窯出しのタイミングに立ち会えました。
1年3ヶ月ぶりの登り窯での窯焚きだったとのことで全ての恵みを受け取れる瞬間に立ち会うことができました。
1年間の丹生込めた結果が生まれる窯出しは不安と安堵が入り混じる尊い瞬間でもあります。




立派に仕上がったやちむんを全て出し終えた後に、ひとつひとつ触りながらやすりなどで最終の仕上げをしていきます。
沖縄の人々や大地のように、のびやかで親しみ深い器たち。
手にとった方々の暮らしに寄り添い、暮らしを豊かに出来ることを願って丹生込めてつくられた器です。

窯主 知花 實(ちばな みのる) 経歴
1954年沖縄県読谷村にて生まれる
大学卒業を北窯の松田共司・米司兄弟らと共に読谷山焼き大嶺實清工房に弟子入り
2002年に読谷村に横田屋窯を開く