新作のギャッベシリーズはシルクロードの中継地、中東イランに住む遊牧民、カシュガイ族が遊牧生活をしながら織っている

色鮮やかな毛足の長いラグ(ギャッベ)をイメージしています。
手本や図案はなく、織り手が決め、一枚一枚が遊牧民の素朴な生活や彼女達の生き方や思いを織り込んだ作品です。
そしてその素朴で愛らしいモチーフには意味が込められています。例えばギャッベの代表的なモチーフ、生命の木は大地に大きく根を張り、

砂漠の厳しい自然環境に耐えながら神のいる天空に向かって茂っていくようすから、「命」のモチーフ、長寿、健康への願いを表現しています。